「なぜか最近、患者さまの数が減ってきている」「患者さまに予約をキャンセルされてそのままのケースが多い」など、クリニックの運営にはさまざまなお悩みがついて回ります。
頭を抱えながらも、具体的にどこに問題があるのかはっきりしない、という先生も多くいらっしゃると思います。
改善の必要性は感じているけれど、何がよくて何が悪いのかわからない、何から手をつけるべきか見当がつかない。
その答えは、患者さまの中にあります。
といっても、患者さまが直接「ここに不満があるからこう改善してほしい」「こんな気遣いが嬉しかったからもっと伸ばすべきだと思う」と提案してくれるわけではありません。
クリニックのどこがよくてどこが悪いのか、患者さまにも認識できていないのです。

正確な言葉にはできなくても、小さな感動やちょっとした不満は少しずつ蓄積して、クリニックへの評価につながります。
だからこそ、患者さまの声を集めることが大切です。
少しずつ集めた声を分析し、患者さまが無意識のうちに望んでいることを探り当てることができれば、漠然とした問題の解決策にたどり着きます。
これが、一般企業で行われている「マーケティング活動」です。

患者さまの声は、今まで見落としていた小さな問題や、喜んでもらえていることに気づかせてくれます。
それでは、診察前・中・後のすべてのシーンで使い分けることができ、患者さまの声を無理なく集められる方法をご紹介いたします。

診察の前に書いてもらう問診票では、「これからの診察に求めるもの」「このクリニックを選んだ理由」など、治療中に改まって聞く機会のない患者さまの背景を、あらかじめ把握することができます。そこには、患者さまが望む診療のヒントが数多く潜んでいるのです。
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